番外編
文字通り番外編、ごくごくプライベートな頁です。
興味のある方はご笑覧ください。

  
バンコクからシエムリアップ、空路を利用して約1時間のフライト。国境付近では険しい峰々が飛行機に迫る。カンボジアに入ればトンレサップ湖をメインに雨季には水没するであろう湿地帯が眼下に広がる。目的は、かつてインドシナ半島を支配しながらアユタヤ王朝に滅ぼされたアンコール王朝、その栄華をしのばせる数々の遺跡群に触れてみようということだ。日本のNGOも遺跡の修復などに少なからず貢献していることは、ご存知のことと思う。
にわか勉強では、カンボジアは1953年にフランスの統治下から独立している。しかし、ベトナム戦争やクーデターに見舞われ国内情勢を整えられないまま1975年、悪名高きポル・ポト政権が成立し内戦に巻き込まれていく。その後、国連が紛争解決に乗り出し、1993年、新生カンボジア王国が誕生し、治安や経済など、復興へと着実に歩み始めていることは確かだが、地雷で足を失った若者や乳飲み子を抱いた幼な子が物乞いをするなど、その後遺症はまだまだ癒えていないようだ。
一方、遺跡見物の拠点となるシエムリアップでは、高級志向のリゾートタイプのホテルも充実し、世界遺産アンコール遺跡群を見ながらのリゾートライフを遅れる時代となりつつあることも事実だ。
トレンサップ インドシナ半島
機上から見たトンレサップ湖付近 インドシナ半島
以下アンコール遺跡群を主としたマイ・フォトを羅列するわけだが、ジャングルの中で生き続けてきたアンコールワットやその壁画、トムの近辺に多く見られる阿修羅の像。神々と阿修羅が須弥山を軸に、綱(蛇神=ガーナ)を引き合い、その末に不老不死の妙薬が得られるという逸話を基にした巨大な像などに大感激したのも事実だが、本音部分、これでもかこれでもかと毎日見せられると・・・・。

  
アンコール・ワットのアンコールとは「王都」、ワットとは「寺院」のことで、ヒンドゥー教の神であるヴィシュヌ神を祀る寺院として、また王の墳墓として建てられたものだ。すべて石造りで、左右対称の巨大な寺院はクメール建築の最高傑作といわれている。周囲は環濠に囲まれており、中には参道や回廊、中央塔、そして回廊の壁には数多くの緻密な壁画が施されている。
アンコールワット アンコールワット
正面 西塔門
回廊 壁画
ラマヤーナの回廊 色がさされた壁画
中央塔 劣塔
中央塔 劣塔

  
アンコール・トムとは「大きな街」という意味だが、一辺3kmの城壁に囲まれた大型の城塞都市は、内部中央にバイヨン寺院、バイヨン寺院の北に王宮や美しいテラスなどの遺跡群が残っている。
時の王ジャヤヴァルマン七世は、ベトナムのチャンパ軍によって破壊された王都を再建し、仏教による「神都」として再生させている。
南大門 アシュラ
南大門 アシュラとガーナ
四面観世 観世音菩薩
クメールの微笑四面観世音菩薩 内部から見た観世音菩薩
観世音菩薩 壁画
四方を見渡す観世音菩薩 象をモチーフの壁画