8月のニュース





話  題

日本初公開の植物のモラ
民族衣装を紹介
パナマ先住民クナ族の約70点
東京「 たばこと塩の博物館」

日本初公開を含め、パナマの先住民クナ族の民族衣装約70点を紹介する「MOLAパナマの先住民クナ族の衣装と意匠」が「たばこと塩の博物館」(墨田区)で開かれている。
モラは、クナ族の女性が着る民族衣装のブラウス。ブラウスの前面と背面の身頃に、布の上に、切れ目を入れた布を重ねていく手法で線を表現し、仕上げに色鮮やかな刺しゅうを施し、花や鳥、魚などを描く。
かってはボディペインティングで暮らしていたクナの人々も、ヨーロッパから洋服が持ち込まれると徐々に洋服を着用するようになり、その過程でモラが生まれた。
女性の格好はモラだけでなくとても個性的。頭には赤いムスエという布をかぶり。鼻筋には木の実の汁で黒い線を引く。鼻には金の鼻輪をつけ、頬にアチョーテの身から作った赤い汁を塗る。ブラウスの腹の部分の表裏にはクナ族の象徴であるモラが付き、下半身には紺や黒の1枚布を巻きつけている。また腕や足には多くのビーズアクセリーを身につける。反対に男性は普段はTシャツに短パンという普通のいでたちで生活している。
モラのコレクターの一人として知られる米国人エリザベス・ハンス氏が収集した良質なモラを展示する。モラに描かれたカリブ海沿岸の自然やクナ族の生活についても紹介する。
月曜休館、祝日の場合は開館。有料大学生100円など。10月21日まで。

きものニュース

着物で街歩きしませんか
自慢の着物舞台で披露 結城で出演者募集
茨城県・結城市の伝統的な街並みを着物姿で散策するイベント「きものday結城」が11月10、11の両日、同市北部市街地で開かれる。
イベントでは「きものを着て結城の街並み散策」をテーマに、参加者が結城紬や各自用意した着物を着て街散策を行う。お茶のサービスや紬の反物が当たる抽選会なども用意されている。同イベントは結城市の地場産業である「結城紬」の産地活性化を図るとともに着物を着る機会の継承を目的として開催される。
特に10回目を迎える今回は、きものファッションショーが初開催され、現在実行委員会がショーの出演者を募集している。応募締切は10月12日(金)まで。
応募資格は、身長140㎝以上の男女、説明会やリハーサル、本番のすべてに参加できること、撮影OKのことなどとなっている。また、未経験者でも、着物を持ってなくとも参加できる。
応募方法は、エントリーシートに必要事項を記入し、全身がわかる写真1枚と(着物所有者は着用した写真)前向き、後ろ向きの写真各1枚を封筒に同封して、郵送。
詳しくは、着物ファッションショー係宛て☎0296(34)0421。結城紬

紙布 八寸名古屋帯
出雲織?作家 島根の青戸柚美江さん
山陰の伝統工芸品「出雲織」を手がける。今夏デビューしたJR西日本の観光列車「あめつち」の内装にも採用された。幼少の頃、生まれ育った鳥取県米子市新山で木綿の「弓浜絣」の織り方を覚え、戦中戦後は家族の生活のため機織りを続けた。そして今、自由な発想に基づく着物の数々は「他に類を見ない」と全国的な人気を集めている。
出雲織は、弓浜絣をベースにし「よそで作っている物、よそで買える物は絶対に作らない」という青戸さんの精神をベースにした織物であり、藍へのこだわりも特徴の一つになっている。
1972年米子市に生をなした青戸さんは、19歳で青戸家に嫁ぎ織の仕事に携わる。地元の織を研究しながら創作を続け30代で伝統工芸展に入賞。その後「出雲織」を生み出している。

のほほんシールで商品ゲット
のほほん着物で列車たび 両毛線沿線
着物でまち歩きを楽しむJR両毛線沿線6市の観光イベント「両毛線沿線のほほん列車たび」が今秋、群馬と栃木の両毛地区で開催される。
両毛線の利用促進などを目的に、平成23年の大型誘客事業「デスティネーションキャンペーン(DC)」から始まり、今年で8回目。
絹織物のまちで知られる桐生市や「伊勢崎銘仙」が有名な伊勢崎市など着物文化が残る沿線6市(桐生、みどり、伊勢崎、前橋、足利、栃木)で行われる。
6市の特徴ある着物を実際に着用できる「特別着付けプログラム」を各市で実施。桐生市は11月3日に桐生織物記念館で行われる。募集人員は定員30人で先着順。写真撮影も行われ、体験料は3千円。申し込みは市観光交流課☎0277(46)1111。
伊勢崎市は10月20、21日に赤石楽舎、前橋市は11月4日に前橋元気プラザ、みどり市は11月10、11日にまちなか交流館で行われる。問い合わせは各市。
それぞれの街を訪れてもらうための「スタンプラリー(のほほんシール)」も10月1日~12月31日に実施。パンフレットとシールは各市の両毛線駅や着付け体験場所で入手でき、6市のシールを集めると1万円相当の各市の特産品が当たる抽選に応募できる。
ツアーは6市でつくる両毛線沿線のほほん連絡協議会が主催。問い合わせは前橋市観光振興課☎0272(24)1111。
   17日ー23日
富山大生による着物ショー
きものショー 高岡のクラフト系イベントで
富山県・「工芸都市高岡の秋」と銘打ったクラフト系イベントが21日、高岡市中心部で始まった。25日まで。
イベントでは、戸出栄町の高岡銅器団地で「銅器団地オープンファクトリー」(22日)が行われ、多彩な催しで工芸都市の魅力を伝えているが、金屋町石畳通り周辺で「ミラレ金屋町」は、昨年までの
「金屋町楽市inさまのこ」を引き継ぎ、着物ファッションショーや住民によるガイドツアー、茶会などを行う。オープンファクトリーは、ものづくり企業が集まる高岡銅器団地で製作現場を一般開放し、職人によるガイドが楽しめる。

そろいの装束に身を包んだ参加者
紅花染めの装束 三山神社の神子修行
山形県・女性を対象にした出羽三山神社の山伏修行「神子修行道場」がこのほど、鶴岡市の羽黒山で行われた。4日間にわたり、山頂近くの吹越籠堂に泊まり、水に入って身を清めるみそぎなどに挑んだ。
北海道から福岡県まで全国各地から20~70代の77人が参加した。随神門前で神事を行った後、「宝冠」と呼ばれる白い布を頭にかぶり、紅花染めの装束を着た参加者が山頂に出発。途中、自身の汚れを移した人形ひとがたを祓川に流し、黙々と参道を進んでいった。
東京都から初めて参加した会社役員弓削田彰子さん(44)は「5年ほど前から宿坊で修行体験しており、ずっと神子修行に来たかった。何も考えずに出羽三山を感じたい」と話していた。最上紅花

時代衣装でニッコリ
十二単まとい平安時代を体験 米沢女子短大
埼玉県・米沢市の県立米沢女子短期大で20日、学生が平安時代の公家の女性が着ていた十二単などを身にまとい、当時の文化を体験する講義が行われた。
朝廷や武家の礼式などを学ぶ講義「有職故実」の一環で十二単などの試着は15年ほど前から行っている。国語国文学科などの1、2年生約30人が受講した。
元宮内庁書陵部職員で、同短期大非常勤講師の鈴木眞弓さん(70=東京都)が指導した。学生は鈴木さんから手ほどきを受けながら、それぞれモデル役の学生に正装の十二単や簡略化したうちき、男性用の狩衣かりぎぬを着付けた。
十二単の重さは約15㌔にもなり、着用に要した時間は約20分。モデル役の1年佐藤遥さん(19)は「いい体験ができた」と笑顔を見せる一方「肩と腕に重さを感じる。昔の人は大変だったのね」と思いをはせていた。きもの変遷史

シーラ・クリフ教授
着物の魅力 英国人の女性大学教授から学ぶ
埼玉県・22日午後3時半~5時、所沢市寿町の所沢男女共同参画推進センター・ふらっとで、十文字学園女子大学のシーラ・クリフ教授による講演「着物社会学」が行われる。クリフ教授の研究分野は、日本の布、ファッション、着物の社会学。講演は日本語で行われる。
「所沢織物文化研究会の秋の講演会として企画いたしました。イギリス人の女性から見ると、なぜ今日本人が着物離れをしているのかが不思議でしょうがないようです。シーラクリフさんは30年にわたって日本で着物文化の研究をされてきました。そのエキスをお話願いしています。イギリス人の女性大学教授から学ぶ着物の魅力『着物の社会学』です」と同研究会の牧野俊浩さん。
参加費100円。問い合わせは牧野さん090・3410・1702。

着物で彩る日ロ友好
露の美術館へ打ち掛け寄贈 氷見の藤岡さん
全日本きものコンサルタント協会(東京)理事の藤岡敦子さん(74=富山県氷見市)は、ロシア国立東洋美術館(モスクワ)に尾形光琳の「紅白梅図屏風」をモチーフにした打ち掛けを寄贈する。日本青年会議所日ロ友好の会による文化交流事業の一環として実施。モスクワ大学生への着付け指導にも取り組む。交流事業は、日本青年会議所日ロ友好の会と茶道裏千家淡交会青年部が、茶道や着物文化を通して親睦を深めようと企画した。米国やドイツなど海外での着付け指導経験のある藤岡さんは、着物親善大使として参加する。21日に同美術館に打ち掛けを贈る。
22日にはモスクワ大生向けの着付け教室を開催指導する。全国の着物業者などが東京五輪に向けて世界196カ国の振り袖を制作する「KIMONO PROJECT」で、全国各地の職人が手掛けた作品を着付ける。 帯は日本の国花「サクラ」とロシアの国花「ヒマワリ」をイメージできるように結ぶ。藤岡さんは「ロシアの学生たちは着物への関心が非常に高いと聞いている。反応が楽しみ」と笑顔で話した。

準備が整えられる県展の津山会場
岡山県展 津山会場で20日開幕
県内最大規模の美術公募展「第69回県美術展覧会」の津山会場が20日、津山市新魚町のアルネ・津山4階市立文化展示ホールで開幕する。絵画、工芸、書道、写真、彫刻の秀作が集い、芸術の秋の訪れを告げる。10月1日まで。
津山会場では、全体の上位入賞作品と美作地域10市町村の優秀作、委嘱・招待の計276点を、日本画、洋画、工芸、写真の4部門の1期(20~24日)、書道、彫刻の2部門の2期(27日~10月1日)に分けて展示する。
1期では、
工芸で県知事賞に輝いた奥田瑞江さん(津山市)の染織「絞染筆彩着物つやまの四季」や、絵画で岡山市長賞を受けた難波裕美さん(鏡野町)の洋画「小豆島醤油蔵」など125点が並ぶ。
19日は会場準備があり、スタッフ約10人が作品を搬入。展示位置や照明の当たり具合などを確認しながら丁寧に設置していった。
20日は午前10時15分から開会式が行われ、関係者によるテープカットや上位入賞者の紹介などがある。有料。

和装業界に配慮
20歳成人式 京都市は継続
門川大作市長は18日の定例記者会見で、2022年の成人年齢引き下げ後も、成人式を「20歳のつどい」という形で継続する考えを明らかにした。新成人の18歳を対象とした式典の創設については、国の動向を見ながら検討する。
成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法は今年6月に成立し、2022年4月に施行される予定。成人式について定めた法律はないため、式典を継続するかどうかの判断は各自治体に委ねられている。成人式の継続を表明した政令市はまだなく、全国的にも珍しいとしている。
例年成人式を行っている1月は、18歳にとって大学受験や就職を控えた多忙な時期である上、式典で振り袖ではなく高校の制服を着用する可能性があることなどに配慮した。京都の和装業界からも、成人式の対象年齢引き下げによる着物産業の衰退を懸念する声が出ていた。
市は来年1月の成人式から「20歳のつどい」の副題を付け、周知を図る。門川市長は「落ち着いた時期に20歳を祝うことが結果として和装振興につながる。成人式は日本の文化であり、京都から率先して取り組みたい」と話した。

若者が的の市松模様崩し
カワイイニイガタキモノ 新潟大生がデザイン
新潟市・新潟大学の学生らが着物のレンタル業のとまつ衣裳店と共同開発した着物「カワイイニイガタキモノ」が話題を集めている。市松模様を崩したデザインで、新潟県の鳥であるトキをあしらった。若者の着物離れが進むなか、若い世代のアイデアを生かした着物を提案し、着物文化の認知度向上を目指している。
新潟伊勢丹の5階にあるとまつ衣裳店の着物展示場にこの夏、目新しいデザインの着物が飾られた。店頭に展示したのはカワイイニイガタキモノの新作だ。このブランドは新潟大の長尾雅信准教授のゼミ生と新潟国際情報大学の学生らが考案。とまつ衣裳店と新潟県十日町市の織物メーカー、滝泰が商品化した。
着物の柄には2020年の東京五輪の大会エンブレムにも採用された市松模様を崩して不規則な模様にし、胸元と袖にはトキを入れた。とまつ衣裳店は卒業式でのレンタル需要を見込む。
企画を手掛けた新潟大経済学部4年の石田装子さんは「華やかさを意識し、社会人としての一歩を踏み出す日にふさわしい着物にした」と話す。
着物づくりは着物文化の活性化を目指す新潟大などのプロジェクト「カワイイニイガタキモノ」の一環。同プロジェクトは11年から取り組んでおり、若者の視点を生かした商品開発が徐々に話題になった。
知名度アップを受け、今夏には伊勢丹などが展開する県内名産品「NIIGATA越品えっぴん」にも選ばれた。とまつ衣裳店は「若者の視点を着物文化の活性化に生かしたい」としている。

参考写真・無菌室での蚕の飼育
群馬で人工飼料を開発 通年養蚕収益増やせ
桑の葉を収穫できない時季に養蚕ができるように、群馬県は4、5齢の蚕の餌となる人工飼料の開発に乗りだす。併せてクリーンルーム(無菌飼育室)で人工飼料だけで遺伝子組み換え蚕(GM蚕)を育てる技術の確立を目指す。養蚕農家の収益を増やし、下げ止まりつつある繭生産量の維持とGM蚕の普及につなげる。
稚蚕人工飼料センター(高崎市金古町)に2018、19年度に4、5齢用の人工飼料の開発に必要な装置を導入、温度と湿度を調節できるクリーンルームを新設し、24年間使用している人工飼料製造機を更新する。センターは現在、年間42トンの人工飼料を製造し、群馬県のほか岩手や愛媛など8県に出荷している。

浴衣を着て日本を学ぶ学生たち
マレーシアの大学生 佐野で着付け体験
栃木県・教育旅行で佐野市を訪れているマレーシア・クアラルンプール大の学生16人が16日、市役所で着付けを体験、浴衣を着て日本文化を学んだ。両毛のムスリムインバウンド協議会の誘客の一環で、市国際交流協会と市が協力した。
市を訪れたのは、同大航空工学専攻の19~25歳の男性14人と女性2人。13日に来日し、14日は足利市寺岡町、航空部品メーカー「エアロ エッジ」を見学。同交流協会紹介のホストファミリーの家で、2日間ホームステイした。

糸つむぎを体験する子どもたち
作品販売や機織り体験 丹波布の里まつり
兵庫県・国の無形文化財「丹波布」の魅力をPRする「丹波布の里まつり」が16日、丹波市青垣町の来楽館周辺で開かれた。町のあちこちで丹波布の作品が展示、販売され、機織りや糸つむぎの体験会も。工房や地域の名所を巡るウォークラリーなど、多彩な催しもあり、訪れた人たちは楽しげに町中を散策していた。
丹波布の振興と地域のにぎわい創出を兼ねて、地元住民らでつくる実行委員会が10年以上前から毎年企画している。
丹波布の復興に尽力した故足立康子さんの自宅も一般公開され、足立さんや弟子が手掛けた着物などが展示された。青垣小4年の子供たちは、専用の器具で綿の実から種を取り出す「綿繰り」や糸つむぎを体験、見学。糸車を回した女生徒の一人は「糸つむぎは、綿を握る力の加減が難しかった」と振り返っていた。

生地を選ぶオペラ座の関係者
再興へ創意編みオペラ座の衣装に 郡内織物
山梨県・伝統品「郡内織物」のアピールに、生産者らが知恵を絞っている。金襴を取り入れた和柄の御朱印帳や、新しいデザインのファッショナブルな日傘を大学と共同開発。パリ・オペラ座も評価し、団員の舞台衣装の生地に決まった。着物離れや廉価な他の織物の進出で生産が低迷する中、新しい発想で再興を狙う。
郡内織物は富士吉田市など県東部の郡内地方で生産する織物の総称。染色した絹など細手の糸を高密度に織る。家具、掛け軸にも使われ歴史は1000年を超す。後継者難も響き、県によると、生産量は戦後ピークの1969年に7498万平方㍍だったが、近年は1300万平方㍍前後になっている。
2020年東京五輪・パラリンピックで、フランス選手が富士吉田市などに事前合宿する縁で、市が働き掛け、パリ・オペラ座のバレエ団員が参加する舞台で、19年の日本公演の衣装生地に採用された。市は「種類が豊かで繊細だと好評だった」と話す。

自らの桑畑と山脇さん
近江真綿の復活を 米原の山脇さん
滋賀県・江戸時代、彦根藩から「無類飛切」と称賛された近江真綿の完全復活に米原市岩脇いおぎの山脇和博さん(70)が取り組んでいる。真綿は絹製品の一種で、養蚕から製品化までのすべての手作業をよみがえらせる計画だ。
山脇さんは1744年創業の真綿製造販売「山脇源平商店」の9代目。真綿は古くから全国の農家で作られ、高級着物の中綿などに使われた。現在は高級布団などに利用されている。岩脇地区には江戸時代、真綿を製造する業者が多くいた。彦根藩に献上したところひときわ白く暖かいことから称賛され、「近江真綿」として京や大坂で珍重された。
しかし、戦後は化学繊維の開発や安い外国産の台頭で急激に衰退。現在、全国で真綿を製造しているのは6社しかなく、岩脇でも「山脇源平商店」だけとなった。
同商店では、真綿の原料となる繭を中国や国内の産地から仕入れている。山脇さんは約10年前、納入先の会社から「繭も生産して完全な近江産の真綿を製造できないか」と相談され、「技術の伝承のために」と取り組みを始めた。
繭の製造のためには蚕を育てなければならない。山脇さんは群馬県など繭の生産地を何度も訪れ、養蚕を学んだ。当時の県農業試験場からも蚕についてのアドバイスを受けた。昨冬には蚕の餌のため自宅の隣に約1500平方㍍の桑畑を作り、庭に蚕の飼育棟を建設中だ。近く約7500匹の蚕の試験飼育を始め、将来は12万匹に増やす予定という。
山脇さんは「真綿製造は国内では絶滅寸前。近江真綿を復活させ、再び盛り上げていきたい」と話している。

トンバイ塀のある裏通り
着物で有田散策を 観光協会が着物レンタル
江戸~昭和の町屋が軒を連ねる有田町内山地区の通りで、和装での散策を楽しんでほしいと、有田観光協会が今年も「きもので秋のありたさんぽ」を企画した。80着以上の着物から好みの1着をレンタルできる。12月28日まで。
着物は男性や子ども用もある。着物レンタルと着付けで1着2500円、1000円分のランチとカフェチケット付きは1着3000円。毎日午前10時~午後4時で、受け付けは午後2時まで。3日前までに要予約。草履、バッグ、髪飾りも貸し出す。着付けはJR有田駅前の有田一番館で行う。
人力車もやってくる。10月20日、11月17日午前11時~正午と午後1~3時に、トンバイ塀のある裏通りなどで10分程度乗車できる。予約不要で1人500円だが、着物を着た人はSNSに投稿すれば無料。着物レンタルの申し込み、問い合わせは同協会☎0955(43)2121。

2月大島邸で展示された世界の着物
きものショー開催 からつプロジェクト
佐賀県・明治維新150年と、2020年の東京五輪を結ぶ歴史・文化キャンペーン事業「Re:からつプロジェクト」が10月、唐津市で開催される。
幕末維新期の息吹と群像を語り合うトークイベントとボスニア・ヘルツェゴビナをはじめとする世界20カ国の「KIMONO」を披露するファッションショーとのの2本立で、深まりゆく秋の旧城下を歴史と伝統文化が彩る。
プロジェクトは佐賀県の「明治維新150年記念さが維新交付金」の助成を受け、唐津市と金子財団が共催・協賛。実行委員会(委員長・宮島清一唐津商工会議所会頭)が官民協働キャンペーンとして展開する。
メインイベントは13日午後、唐津市民会館大ホールでKIMONOファッションショーとトークイベントの2部構成で実施する。翌14日は「唐津園遊会」と題し、旧大島邸や埋門ノ館でゆかりの宗徧流による茶会やKIMONO展示を行う。
実行委員会は東京五輪・パラリンピックに向けて世界196カ国を表現した着物を作る「KIMONOプロジェクト」に参画し、ボスニア・ヘルツェゴビナの着物を担当している。現在、琉球紅型の若手第一人者玉那覇有勝さん(49)が制作中で、ファッションショーでは完成披露として20カ国の着物と一緒にステージを彩る。
トークイベントでは「文明開化と着物文化」「明治維新と唐津の実業家」をテーマに、山口祥義知事、華道池坊青年部代表の池坊美佳氏、宮島会頭らが産業、文化面でも転換点となった幕末維新期と先人の足跡を振り返り、城下町の情趣と伝統文化を生かした地域づくりを考える。
   10日ー16日
博多織の小物も並ぶ会場
博多織777年 天神で1000点展示
福岡市・誕生から今年で777年を迎えた博多織のイベント「大博多織まつり」が15日、天神のアクロス福岡「交流ギャラリー」と「匠ギャラリー」で始まった。博多織工業組合などの主催で17日まで。
博多織の起源は、鎌倉時代の1241年に博多商人が宋から持ち帰った織物の技術にあるとされる。厚みと張りのある生地や鮮やかな色彩などが特徴で、経済産業大臣指定の伝統的工芸品にもなっている。
まつりでは、県内の織元8社と同組合が777年を記念して作った帯と着物の限定セット商品をはじめ、新作やアウトレット品など約1000点を展示、販売している。同市を拠点に活動する着物スタイリスト、田中えり子さんによる着付けレッスンや、手織りの実演と体験、歴史を紹介したパネル展示もある。
同組合の讃井勝彦副理事長は「博多織を見て、触れて、学べる機会。多くの人にその魅力を感じてもらえたらうれしい」と話す。入場無料。問い合わせは、アクロス福岡文化観光情報ひろば☎092(725)9100へ。

先月19日の催し
串カツの街を「着物の聖地」に 大阪
串カツ(現在40店舗)で有名な新世界を“着物の聖地”にしようという計画が進んでいる。月に1度、愛好家らが和装姿で集い、街の散策や写真撮影を楽しむ-。民間団体が始めた新たな取り組みは、訪日客の増加も相まって、「雑多な繁華街」という印象が強い新世界に、和風テイストの新たな街の風景を生み出しつつある。
先月19日の日曜日。新世界のランドマーク・通天閣(浪速区)に、和装姿の老若男女約20人が集まった。鮮やかな浴衣姿が街の色合いに溶け込み、訪日客らも興味津々の様子だった。
「新世界着物DAY」と称した催しは、今年5月に始まった。着物レンタル業者らでつくる「現代着物協会」(中央区)が毎月第3日曜日の午後に開催している。「奈良や京都のように、着物で気軽に出かけられる場所を大阪にもつくりたい」という協会代表、小野宏積さん(66)の思いが始めたきっかけだ。
雑多な文化と懐かしさが同居する新世界の街並みは「難波とも梅田とも違う独特な雰囲気で、着物とも合う」と直感したという。
イベントには地元飲食店など13店舗が協賛。和装で来店すれば飲食代を割り引くサービスなどを実施している。小野さんは「和装がらみのイベントを増やし、新世界を着物の聖地にしたい」と意気込んでいる。
街の変貌を見続けてきた「新世界援隊」代表の近藤正孝さんは「変化への寛容さが、新世界の文化を育んできた」と話しており、新たに始まった和装イベントでまた、この街が大きく変貌を遂げる可能性もある。
同イベントの今月の開催日は16日。参加無料。問い合わせは現代着物協会☎06(6940)4958。

明石堂あ
明石堂の再建奉加帳など見つかる 小千谷
新潟県・ユネスコ無形文化遺産「小千谷縮」の創始者、堀次郎将俊を祀る明石堂(小千谷市)の年1回の一般公開日となった12日、お堂の建立に纏わる貴重な古文書が持ち込まれ、関係者を喜ばせている。
明石堂で立ち会いをしていた小千谷織物同業協同組合の山岸良三さんが受け取ったのは、嘉永元年(1848年)の明石堂再建奉加帳。現在に残る明石堂の再建当時を知る貴重な資料として注目される。
創始者といわれる堀次郎将俊は、もともと
播磨国(兵庫県)明石藩士の家に生まれた。浪人した後当地方の山谷村に住み、村童を教えていた。
そんな将俊は、織物(明石ちぢみ)の技術にも詳しく、この地に存在した麻布をもとによこ糸に強い撚りをかけしわを作ることに成功した。その後、花模様や縞、飛白かすりを織り出すこと、次いで晒し法、仕上げ法」などに独特の改良を加え、品質を一新していった。そしてその技術を広く土地の婦女子に伝授、小千谷縮の基盤を築いた。堀翁は延宝7年(1679)9月2日、60歳で病死、極楽寺に葬られた後、小千谷縮の創始者として小さな祠が建てられた。この御堂を明石堂と呼んでいる。小千谷縮

小売価格は53.400円
2分で着れる着物セット 広島でネット販売
広島市・ITソリューションサービスを手掛ける株式会社アール・エス・アール(中区)は「たった2分で着れる 和&服 着物セット」を1日から和&服.com(わんだふくドットコム)のWEBサイトで販売している。
「たった2分で着れる 和&服 着物セットは『着るのはカンタン、仕上がりは本格派』がコンセプトとなっており普段着物を着る機会があまり無く、自身で着付けができない方でも簡単に着用できます。えり付ブラ、着物スカート、着物ジャケット、ロール帯の4点で構成されており、簡単4Stepで着られる洋服感覚の着物です」とメーカー。
同セットは、スカートとジャケットが2部式になっており、文字どおりスカートはくように、ジャケット着るように、身に着けられるようになっている。また、洗濯機で洗え、ハンガーで収納することもできる。
問い合わせは、同社(担当者:松本直樹)☎082(246)3400。

大瀬良さんと吉村さん
博多織ドレス中国で披露 香蘭女子短大生
香蘭女子短大(福岡市南区)のファッション総合学科とテクニカル専攻科の学生13人が、14~16日に中国・大連で開かれる「国際服装紡績品博覧会」に参加し、福岡を代表する伝統工芸品「博多織」を使ったドレスや着物を披露する。博多織の技術が中国から伝えられ777年の記念の年。日本文化を伝えようと、学生たちは意気込んでいる。
博覧会は中国政府などが主催する大規模な展示会で、中国全土から服飾企業が参加する。今回の参加は企業とのプロジェクト企画をテーマとする授業の一環で、7年ぶり。博多織の献上柄に花柄を組み合わせたドレスやワンピース、パンツなど24点を会場に展示、うち15点を16日のファッションショーで披露する。ショーのモデルは現地の中国人だが、博多織を使った着物は学生たちが身に着けて披露するという。
学生たちは今年2月、博多織777年記念として現代風にアレンジした洋服のファッションショーを福岡市で開催。11月に市内で開かれる伝統的工芸品全国大会にも出品する計画だ。ファッション総合学科長の坂元美貴子教授は「地域に根ざした制作活動を進めてきた。博多織など伝統工芸品の活性化につなげたい」と意欲を見せる。
また、博覧会のプログラムの一つの学生服国際コンテストでは、同専攻科1年の大瀬良彩加さん(20)と同学科2年の吉村梨菜さん(19)のデザイン画が優秀賞に選ばれ、14日に現地である最終審査会に挑む。2人は小学高学年を対象にした制服を制作しており、現地で披露される。大瀬良さんと吉村さんは「日本のファッション文化を紹介し、中国の若者たちと交流を深めたい」と笑顔で抱負を語った。秋月の博多織

10月5日初公判予定
はれのひ元社長ら 賃金不払い容疑で書類送検
今年1月の成人式直前に営業を停止した着物販売レンタル「はれのひ」(破産)が、従業員の給与を支払わなかったとして、横浜南労働基準監督署は12日、同社と元社長の篠崎洋一郎被告(56=詐欺罪で起訴)を最低賃金法違反(賃金不払い)の疑いで横浜地検に書類送検した。
発表によると、同社と篠崎被告は、横浜市などの複数の店舗の従業員27人に、昨年8月の給与計約510万円を期日までに支払わず、神奈川県などの最低賃金を下回った疑い。同労基署は認否を明らかにしていない。
関係者によると、同労基署は横浜市など計4店舗で昨年8月以降、1000万円以上の未払い賃金があることを確認。昨年8月に是正勧告したが一部しか支払われず、勧告を続けていた。

テープカットを行う関係者
養蚕の歴史や展示が充実 伊勢崎に案内所
群馬県・県の世界文化遺産、田島弥平旧宅(伊勢崎市境島村)の新たな案内所の開所式が8日、旧境島小で開かれた。地元住民や関係者ら約100人が集まり、地域の歴史を発信する新たな拠点の完成を祝った。
五十嵐清隆市長は「展示室が充実し、島村の歴史や弥平の功績を見てもらえる。ただの案内所ではなく資料館としても意味がある」とあいさつ。テープカットに続いて、地元の上州島村新地八木節愛好会が八木節を披露した。開所時間は午前9時~午後4時。問い合わせは同案内所☎0270(61)5924へ。

71人が楽しむ着物パーティー
夏の着物をねぎらうパーティー 今治
愛媛県・夏に活躍した着物をねぎらうパーティーが今治市松本町の飲食店でこのほどあり、ドレスコードの浴衣などに身を包んだ10~70代の71人が音楽ライブなどを楽しんだ。
「いろんな人のいろんな着物を見て夏を締めくくろう」と創業93年の呉服店「呉服すがたや」(同市風早町)が約10年前から毎年開催。夏着物、甚平姿を含む老若男女はもつ鍋などをつつきながら、地元バンド「ブリキのがちょう&フレンズ」が奏でる夏らしい楽曲に聞き入った。
最後に全員で記念撮影した参加者らは「和の心が大事だと再確認できた」「着物は今日でしまうが来年もどんどん着る」などと話していた。

賑わう会場
芭蕉布の魅力紹介 恩納村で展示会
沖縄県・沖縄の伝統的な織物「芭蕉布」について紹介する展示会が、国頭郡恩納村おんなそんのOIST(沖縄科学技術大学院大学)で開かれている。
展示会は、芭蕉の木の繊維で作った糸で織られた「芭蕉布」について広く知ってもらおうと開かれたもので、糸や織物、作業工程を紹介した写真パネルなど100点余りが展示されている。このうち芭蕉布の着物は、6点が展示され、素朴な色合いとぬくもりを醸し出している。
またOISTの研究員が、繊維を科学的に解析したところ特殊な空洞が集まっている構造となっていて、蒸し暑い沖縄では衣服の材料として適しているという研究結果などもパネルで紹介されている。
カザフスタン出身の学生は「沖縄の織物はきれいですね。いろんなデザインがあり、自分も着たくなりました」と話していた。
展示会を企画したOISTの野村陽子研究員は「原料が少なくなってきている現状もあるので、多くの人に見ていただき、関心を深めてほしいです」と話した。
この展示会は今月22日まで開かれ、最終日には芭蕉布の製作者や研究者などによるシンポジウムも開かれる。喜如嘉の芭蕉布

金城作の名古屋帯
金城盛弘紅型染展 リウボウ7階
沖縄県染織家の金城盛弘さんの紅型染展が25日から10月1日まで、那覇市のデパートリウボウ7階美術サロンで開かれる。紅型の古典的な柄にモダンな型を取り入れ、ビルが立ち並ぶ現代にも合う作品に挑んだ。帯と着物、小帛紗(ふくさ)を展示販売する。
「当工房は、那覇市小禄の閑静な住宅街の中にある染物工房です。主にきもの、琉球舞踊衣装、帯を中心として製作しております。着物を着る方、帯を締める方の姿をイメージしながら1点1点真心込めて染めております。伝統技法にとらわれずに新しい技術も積極的に取り入れながら作品作りを心掛けています」(金城盛弘)。

雨山の海の幸
友禅染 -技法と意匠- 金沢で企画展
石川県・金沢市卯辰町の金沢卯辰山工芸工房本館2階展示室で、金沢美術工芸大学および金沢卯辰山工芸工房コレクションより、手描友禅と型友禅の技法工程や道具類とともに、着物のきれと、着物、染掛軸などを展示、企画展が行われている。
会期は9月30日までで、木村雨山の手描き友禅「海の幸」や型友禅の「唐草に西欧文様」も展示されている。
入館料は一般300円、65歳以上200円、 高校生以下無料。問い合わせは同館☎076(251)7286。

コンシェやガイドで顧客満足度アップ
日本橋三越が改装 コンシェがおもてなし
東京都・三越伊勢丹ホールディングス(HD)は三越日本橋本店(中央区)の再開発で、第1期改装部分を10月24日にオープンすると発表した。
顧客基軸の店舗づくりを掲げて、約90人のコンシェルジュを配置。メンズ、レディース、食品、
着物、リビング、美術品、宝飾の7分野について、1人ひとりの顧客に応じた商品提案を行えるようにする。各階を案内するガイドも約100人を配置する。本館1階に「レセプション」と呼ぶ窓口を設置、販売員やコンシェルジュと連携して顧客の要望に応える。
日本橋本店で開いた発表会で浅賀誠店長は「新しいかたちの百貨店にチャレンジする。これまではMD(マーチャンダイジング)基軸だったが、新たに顧客基軸を加える」と話した。
   1日ー9日
写真は紅葉山御養蚕所
「皇室のご養蚕」紹介 岡谷蚕糸博物館
長野県・岡谷市の岡谷蚕糸博物館で6日から、企画展「皇室のご養蚕とシルク岡谷」が始まっている。
皇居内にある紅葉山御養蚕所で、皇后さまが自らのお手で行われているご養蚕の様子を、写真と実際に使われている道具を展示して紹介。御養蚕所で収穫された繭を使って実現した文化財の復元や、皇室とシルク岡谷の関わりも紹介している。11月5日まで。
皇室でのご養蚕は、明治以降の歴代皇后が受け継いでおり、来年の天皇陛下の退位後は皇太子妃雅子さまに引き継がれる。同博物館では、「平成の最後の年 に皇室のご養蚕の様子を伝え、皇室を身近に感じてもらうと同時に、蚕糸業が盛り上がれば」と企画。宮内庁や大日本蚕糸会、東京農工大学の協力で実現した。 紅葉山御養蚕所でのご養蚕を紹介するコーナーでは、皇后さまが、貴重な国産品種の「小石丸」を蚕種の掃き立てから、自ら編まれたわら蔟を使って収繭される7枚の写真と、実際に使われている給桑かごやわら蔟などの道具16点を展示。「小石丸の糸が支える文化財の復元」と題したコーナーでは、皇后さまが収穫された繭から取った糸が活用された正倉院裂の復元事業などを紹介している。
皇室とシルク岡谷の関わりでは、今回の企画展で募集した皇族の方々が岡谷を訪問された時の写真や資料を公開。1952(昭和27)年の皇太子時代の天皇陛下による丸興岡谷工場ご視察の様子など、写真や資料約25点を展示している。
9月9~30日の毎週日曜日には「小石丸」の飼育体験ができるほか、9月23日午後1時30分からは、紅葉山御養蚕所主任の代田丈志さんの講演会とギャラリートークも計画している(無料、要申し込み)。問い合わせなどは同館☎0266(23)3489へ。

「寝せ込み」の作業を行う職人
「すくも」作り始まる 上板で寝せ込み作業
徳島県・一番刈りした藍の葉を寝床と呼ばれる作業場で発酵させ、藍染料の「すくも」を作る「寝せ込み」の作業が2日から、上板町下六條の佐藤阿波藍製造所で始まっっている。
藍師の佐藤好昭さん(55)ら職人7人と、8月から藍作りを学んでいる藍住町の地域おこし協力隊員2人が早朝から作業を開始。6~7月に収穫し、高さ約1㍍に積み上げた葉に満遍なく水をかけ、熊手で崩して再び積み上げる工程を繰り返した。
今後は二番刈り、三番刈りの葉も加え、5日ごとに水を打って混ぜ返す作業を11月末まで続け、発酵を促す。12月上旬には「すくも」の出荷を始める。
佐藤さんは「今年は猛暑のため葉の生育が少し遅れて心配したが、収穫量は例年並みで安心した。温度管理に気を配って良いすくもにしたい」と話した。徳島の藍

きもの楽しもう
きものまつり参加呼びかけ プリンセス天橋立
日本三景の一つである天橋立(宮津市)で10月21日に行われる「丹後きものまつりin天橋立」の実行委員会がその前ぶれとして5日、京都市を訪れPRした。
天橋立の松並木を着物姿で練り歩くパレードや「きもの姿と天橋立」をテーマに会場で撮影した写真を募集するフォトコンテストなど多彩な催しを予定しており、第19代「プリンセス天橋立」の入柿友紀さん(24)は「普段着物を着ない人にも和装に親しむきっかけにしてほしい」とPRした。
今年は10月5日まで参加者1200人を募集する。事前応募すると、海外旅行や高級着物など、豪華賞品が当たるお楽しみ大抽選会の抽選券、野点、人力車、運河巡り観光船、遊歩スタンプラリーなどの参加権利、各種無料・割引などが用意されている。入場は無料で着物の着用が必須。問い合わせは同委員会☎0772(68)5211。丹後ちりめん

新感性の着物を楽しむ来場者
伝統加賀友禅工芸展が開幕 金沢
第40回伝統加賀友禅工芸展は6日、金沢市の石川県立美術館で始まり、作家が現代的な感性を生かして制作した着物44点、帯13点を披露した。
加賀友禅技術保存会は現在、10名の友禅作家が会員に認定されており、加賀友禅の正統な技術保存と後継者育成のため、石川県の無形文化財の指定を受けている。その主旨を推進するため、毎年同展が開催されており、加賀友禅における新しい感性と創造的作品の数々を見ることができる。
金賞に選ばれた金沢市の菊田宏幸さんの訪問着「富嶽ふがく青富士」は、そびえ立つ富士山を大胆に描いた意欲作で来場者の注目を集めた。40回を記念し、歴代の受賞作品35点と物故会員の作品7点も展示された。
10日までで、会期中は毎日、午後1時半から作品解説が行われる。加賀友禅

パネル討論で意見を交わす
商慣行改善を議論 京都できものサミット
全国の和装関係者が集まり、着物産業の振興策について話し合う「きものサミットin京都2018」(同開催委員会主催)が5日、京都市で開かれた。京都での開催は9年ぶり。関係者400人以上が出席し、製造や流通、小売りのサプライチェーン(商品の仕入れ・供給網)全体で商慣行を改善する方針を打ち出したほか、成人年齢の引き下げに伴う成人式のあり方などについて意見を交換。サミット宣言を採択し、閉会した。
商慣行改善を考えるパネル討論は、着物産地や流通、小売りの各団体などの4人が参加。サプライチェーン全体で着物産地への利益配分を増やすことや、すべての取引の書面化、不適切な業者との取引自粛など、5項目の取り組みを確認した。
討論では、経済産業省の和装振興協議会が商慣行の改善を促す指針を策定した昨年5月以降、各団体が進めてきた取り組みや今後の課題を発表した。
同協議会商慣行分科会の矢嶋孝敏座長は、指針について「川上(産地)、川中(卸売り)、川下(小売り)が垣根を越え、商慣行改善の合意形成をできたのはかつてない」と評価。一方、西陣織工業組合の舞鶴一雄副理事長は「若い後継者が食べていけない現実がある。契約の書面化に取り組んでいるが、指針はまだ浸透していない。サミットがスタートだ」と課題を挙げた。
東京織物卸商業組合の上達功氏は「着物の生産量が減少していく中、指針の実行は、自社や業界の発展につながる」と述べ、コストの高い催事販売の見直しや、仕入れの買取比率の向上といった改善策を示した。
小売業者49社でつくる日本きものシステム協同組合の佐々木英典理事長や舞鶴副理事長は、「はれのひ問題」に代表される不適切な取引を行う業者を問題視。佐々木理事長は「悪質な業者との取引は自粛する」と明言した。

華麗な情熱ステージ
キャンパスコレ札幌 学外総合文化祭
札幌市内と近郊の学生たちが実行委員会を結成して準備を進めてきた学外総合文化祭「キャンパスコレクション2018札幌」が、このほど札幌市内で開かれ、多彩なステージで詰めかけた約700人の観衆を魅了した。
中心部の中島公園に程近いライブホール「Zepp札幌」(中央区)。ステージのスクリーンが輝き始めると、軽快でビートのきいた音楽に乗ってファッションショーが始まった。最初は水着のコレクション。
その後にあでやかな和装のコレクションが続く。次々登場する女子学生たちの美しい着物姿に観衆の熱い視線が注がれた。
イベントは、男女の学生モデルを主役に4回に分けて行われるファッションショーを中心に、歌、YOSAKOI、一輪車演技、独特の語りを含む音楽のヒップホップ、口や鼻を楽器のように響かせて曲を表現するヒューマンビートボックス、ヘアショー、そして女性モデルの中からグランプリと準グランプリを決める「ミスキャンパスコレクション」などで構成。札幌では初の取り組み。

元気一杯の加藤さん
非日常の和観光客に提供 松江唯一のレンタル店
島根県・松江城北側の塩見縄手。加藤茂さん(53)は小泉八雲記念館近くの武家屋敷に8月、時代衣装のレンタル店をオープンさせた。松江市職員を辞めて市内唯一の着物レンタル専門店「堀川小町」を始めて3年目で出店は3店舗目。利用客は年間約2000人に達し、今年の松江水郷祭では1日に男女約120人を着付けした。「着物の魅力は色や模様の組み合わせが生む華やかさ。お城と城下町にお茶。着物や浴衣を着て松江の文化や和の雰囲気をとことん楽しんでほしいんです」。国内外からの観光客らに手軽に「非日常」体験を提供する。
着物には興味はあったが、「最初は帯1本も持ってない状態でした」。質の良い着物を安く仕入れようと京都まで足を延ばし、着物の知識も業者や書籍などで一から学んだという。
営業にも力を入れる。大手旅行会社に着物レンタルをアピールして旅行商品のコースに組み込まれるようになった。外国人観光客のニーズを探ろうと、山陰インバウンド機構(鳥取県)にも通い、今では境港へのクルーズ船客の着付け体験なども請け負う。
一方で、塩見縄手周辺を活性化させようと、昨年10月には商店など約20団体でつくる「松江お堀端美観地区・結びの会」を設立し、会長に就任。勉強会などを開き、地区の商店を紹介する地図を作成するなど、会の活動も引っ張る。
「国内外から地方の観光が注目されている今がチャンス。店はもちろん、地区や松江全体で、県外からのリピーターや外国人観光客を増やしたい」と意気込む。

丹後産地の玄関口天橋立
8月度生産実績 丹後織物工業組合
京都府・相変わらず各地の都市や観光地のインバウンドへ着物を着せようとする動きは活発だ。合繊かもしれない、インクジェットかもしれない、アンティークかもしれない。でも着物には違いない。このことは業界にとってマイナスではないと思うのだが。何かヒントはないものだろうか。
丹後産地の2月の生産実績はいかなるものであったろうか。うれしいことに今年になって初めて昨年を上回った。個人的には気分的なものだが喜んでいる。紋意匠・朱子二重、縫取・絵羽などが健闘したようだ。無地、紋無地共に、昨年をクリアした。パレスも紬も。
総生産量は19.518反で、昨年同月の19.448反を70反上回った。操業日数は18日で前年同月より1日少なかった。
品種別の生産量は次の通り。単位反。()内は前年。▼一越・古代=73(86)▼変り無地=3.162(3.231)■小計=3.235(3.317) ▼紋綸子(軽)=1.688(1.859)△紋綸子(重)=1.897(2.528)▼銀意匠・朱子一重=2(14)△紋意匠・朱子二重=10.526(9.891)△絽織・紗織=1.014(854)▼その他の紋=106(142)▼金・銀通し=627(766)△縫取・絵羽=423(77) □小計=16.283(16.131) □合計=19.518(19.488) △パレス=737(482)△紬=160(143)。
前年比、白マークはプラス、黒マークはマイナス、±は0。丹後ちりめん

城をバックにパチリ
侍姿でおもてなし 会津若松に「アンバサダー」
福島県・侍姿で会津の歴史・文化の紹介、道案内などを行うおもてなし広報大使「会津アンバサダー」が会津若松市に誕生する。留学生を含む英語を話せる大学生らが“歩く広告塔”として外国人観光客へのおもてなしやPRに励む。1日、市内の鶴ケ城で候補生らの活動が始まった。
会津アンバサダー育成事業として、会津大のサークル「Aizu Active Association(通称AAA、トリプルエー)」、市国際交流協会、市、会津若松観光ビューローによる実行委員会が戊辰戦争150周年の節目に企画した。同大の学生や留学生計6人が候補生に登録している。
11月までの土、日曜日、祝日に鶴ケ城公園内に着物の着付け体験ブースを設け、候補生が外国人観光客らを着付けし、日本文化を楽しんでもらう。SNSなどでは自身の取り組みなどを広く発信する。活動を経て、正式に会津アンバサダーに認定される。
初日は会津大1年の小木健太朗さん(石川町出身)と金沢諒さん(棚倉町出身)が活動した。観光客らを手際よく着付け、会津の魅力などを英語で説明した。小木さんは「着物を通じて日本の伝統を知ってもらえるよう、上手にコミュニケーションを取りたい」、金沢さんは「自分自身も福島や会津についてもっと勉強したい」と話した。

ミニハンカチを配るべに花おとめ
河北の情報“拡散” べに花おとめ
山形県・谷地どんがまつり(谷地八幡宮の例祭=15日~17日)の開催に合わせた河北町展が、山形市の山形銀行本店で始まっっている。町観光PR国際ユニット「かほくべに花おとめ」がPR用のミニハンカチを配りながら、来町を呼び掛けた。
どんがまつりは伝統の林家舞楽、やっこやみこしの行列が見どころ。同店内では歴代のまつりポスター、
江戸後期につくられた紅花染の振り袖などを展示している。物販は初日のみで、イタリア野菜やスリッパといった特産品を販売した。展示は31日まで。
べに花おとめは、いずれも台湾出身のゆきりさんとゆずさんが登場。普段の活動はインターネットが主だが、来店者と流ちょうな日本語で直接会話し、町の良さやまつり情報を“拡散”していた。日本の朱最上紅花

黒と藍
日本のおしゃれ展最終章 池田重子コレクション
群馬県・会場は、9月8日~10月8日の午前9時半~午後5時、高崎市金古町の日本絹の里。
東京都港区でアンティーク着物を扱う「時代布と時代衣裳池田」を経営していた池田重子さん(1925~2015年)が集めた着物コレクションから、着物文化の黄金時代といわれる大正末期から昭和初期の着物や小物など約160点は「黒と藍、それから白の語らい」を展示。
「きものは豪華でなくても優雅であればいい。立派でなくても洒落たものであればいい」と語った池田重子さん。銘や肩書に囚われず、自身が心惹かれる着物を集めたコレクションは帯留や袋物などを含めると10.000点以上ある。
入場料・一般400円、大高生250円、中学生以下無料。火曜休館。問い合わせは絹の里☎027(360)6300。

「月刊 岩ときもの」
こんな人もいる 雑誌の表紙で着物アピール
あでやかな着物姿の女性らが奇岩・巨岩をバックにポーズをとった「雑誌」の表紙が話題になっている。撮影者の渡辺了孔さん(45)=大分市=が、「インパクトのある写真で着物文化に興味を持ってほしい」と、SNSなどで発信を続けている。
大分市で7月、渡辺さんが撮影した「月刊 岩ときもの」の表紙が展示された。2017年9月号~18年7月号など計12冊分が並んだ。ただし、この雑誌は実在しない。写真を雑誌の表紙風に加工したもので、インスタグラムやフェイスブックに投稿している。
8年前、青年海外協力隊としてモンゴルに渡ったとき、日本文化を紹介する場で着物を着た。着付けだけに1時間もかかった。モンゴル人に「そんなに時間がかかるんじゃ、毎日は着られないね」とあきれられた。自国の文化を知らなかった、と痛感した。撮影の原点はこの体験だったという。
「帰国後、3年かけて着付けを学び、外出の際は練習がてら、親族宅にあった着物を着るようになった。街なかで『私も昔は着ていた』『帯はこうするといいよ』と声をかけられることが増えた。『着てみたいけど方法がわからない』と相談されるようにもなった」と話す渡辺さん。
そんなこんなで、「着物を身近に感じてほしい」という思いが募り、思い付いたのが「着物」と「岩」のコラボだ。地学を専攻した大学の卒業論文のテーマは地層で、大の岩好き。あまり知られていない岩の景勝地のアピールにもなると考えた。「雑誌風にしたら面白い」とひらめき、「創刊」した。
渡辺さんは『着物に興味があってもハードルの高さを感じている人は多い。気軽に楽しめると知ってもらえれば』。雑誌自体もいつかは本当に発行したいともくろんでいるようだ。

放送の1場面
「KIMONO REVOLUTION」 NHKが放送
NHKは国際放送ワールドプレミアムのドキュメンタリー特集「KIMONO REVOLUTION」で、東京五輪・パラリンピック参加国の着物を制作する「KIMONOプロジェクト」を世界放送。全編英語で、2日は3回(終了)、3日は2時10分からの計4回放送。国内からは下記、ライブストリーミングサイトで閲覧できる。
福岡県久留米市で呉服店を営む高倉慶応さん(50歳)。着物業界では作家や職人が高齢化していく中、着物づくりの伝統が失われていくことに危機感を感じていた高倉さんは、奇想天外な手に打って出た。世界206の国と地域を表現する着物をつくり、2020年東京オリンピック開会式で発表しようというのだ。
伝統の着物文化が再評価される機会をつくり、100年先の日本そして世界へ、着物文化を伝えたいとの思いから始まったこのプロジェクト。日本全国の着物メーカーや作家、スポンサーなど協力者が増え、今年の春、100枚を達成した。 番組では、伝統に新たな息吹を与えようとする高倉さんの4年間の挑戦を追う。
番組閲覧・NHKワールド ライブストリーミングサイト(https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/live/)から閲覧できる。

壮観の100人
着付け100人 前橋で講習会
群馬県・日本舞踊に合わせた着物の着付けを学ぶ講習会が2日、前橋市問屋町の協同組合前橋問屋センター会館(☎027(251)1175で開かれた。
会場には20代から80代の女性約100人が集結。色とりどりの和服をまとい、華やいだ雰囲気に包まれ、壮観だった。
山口きもの学院(高崎市金古町=☎027(373)1781)が毎年開いているもので、講師を目指す女性らがモデルとなった。

人気だった着付け体験
紬フェスタ2018 奄美市
鹿児島県・本場奄美大島紬産地再生協議会(会長・前田豊成本場奄美大島紬協同組合理事長)主催の「紬フェスタ2018」が1日から、奄美市名瀬浦上町の同市産業支援センターで始まった。販売会のほか、さまざまな体験メニューがあり多くの来場者でにぎわった。2日まで。
来場者は屋内の展示即売スペースで反物を体に合わせて着姿のイメージを確認したり、紬の試着をしたり。屋外の駐車場に設けた藍染め体験コーナーでは、染め職人の手ほどきを受けながらオリジナルのハンカチづくりに挑戦する女性の姿も見られた。
北九州市出身で、今年1月に奄美市名瀬に引っ越してきたという立野良子さん(53)は「母が和装好きで、着物には興味があったが、大島紬に実際に触れるのは初めて。軽くて肌ざわりが良く、素晴らしい織物だと実感した。一着は購入し、着用の機会を設けたい」と話した。奄美大島

純利益減少
一蔵 着物事業が堅調
東京都・和装事業、ウエデイング事業の大手、株式会社一蔵(千代田区丸の内・さいたま市=代表取締役社長河端義彦=証券コード6186)は、着物の販売やレンタルが堅調。学生向けの情報交換サイトを運営したり大学サークルを支援したりして名簿を獲得し、成人式の着物需要を取り込む。競争激化で苦戦する結婚式場事業を補う。増収。結婚式事業の中国進出費用がかさむが営業増益を確保。前期に特別利益を計上した反動で純利益は減少。

350点の古い養蚕の道具類
養蚕の民俗遺産引き受け手探す 京都
養蚕にまつわる道具や写真などを長年にわたり収集してきた京都府蚕糸同友会が、資料の活用や保管場所の確保に頭を悩ませている。地域の発展を支えた養蚕の技術や往時の生活を物語る約350点の資料群。会員の高齢化が進む中、貴重な民俗遺産の引き受け手を探している。
会は1984年、京都府内の養蚕の歴史や技術を残そうと、蚕糸関連企業や行政機関のOBらで発足。88年から、養蚕農家や技術研究所、企業などに呼び掛け、明治期からの道具など計350点を所蔵する。昨年には、綾部市のNPO法人と「くらしを支えた蚕糸業展」と題した資料展も開催した。
資料は、蚕の餌となる桑の葉を摘む際に指にはめた鉄製の「摘桑爪てきそうつめ」や、繭のけばを取り除く「毛羽取機」など、養蚕農家でかつては日常的に使用された道具がそろう。研究機関で使われた「繭専用秤」や「糸長計しちょうけい」、教育用の蚕標本のほか、農家の作業風景の写真などもある。
資料群はこれまで、綾部市内に借りている倉庫で保管してきた。同会では一時、80人を超えた会員も、現在は20人弱で平均年齢は75歳を超え、今後の資料の管理に不安を抱えつつある。資料の保管場所や活用方法について、行政や公立の資料館などに相談を行ってきたが、前向きな返事は得られなかったという。
同会で資料委員長を務める大嶋文隆さん(89)は「がらくたに見えるかもしれないが、府内で養蚕が途絶えつつある今、再び作ることはできない価値ある資料ばかり。何とか多くの人に見ていただけるような形で、将来に残す方法を見つけたい」と話す。松岡姫 和木沢絹 今は無き石西社

江戸時代に防火、防風を目的として普及
なまこ壁の町松崎 着物で散策を
静岡県・賀茂郡松崎町は、町の文化的資産の建築様式「なまこ壁」を生かした新たな観光誘客戦略に乗り出す。観光客らが着物や浴衣を着て、なまこ壁の風情ある町並みを散策するイベントなどを開催。その中で、写真投稿型アプリや会員制交流サイトへの投稿を呼び掛け、参加者になまこ壁の魅力発信を担ってもらう。和装にも着目。使用しなくなった着物や浴衣を寄付で募り、観光資源として有効活用する試みも始める。
なまこ壁は、火災が頻発した江戸時代に家財を守るために生まれた外壁で、白黒の格子模様が特徴。同町には、明治から戦後ごろまでに200以上のなまこ壁建造物が作られた。近年は左官職人の減少や建物の老朽化が原因で、現存のなまこ壁の保全が課題となっている。
そこで、なまこ壁に関心を高めて次世代に継承しようと、町となまこ壁の保全活動に取り組む住民有志団体が第1弾として9月23日に散策イベントを企画した。なまこ壁が残る歴史的建造物を和装姿で巡り、魅力を感じてもらう。
町の担当者は「若者を中心に和服を着る機会が減少している。和文化の融合を図る機会を創出し、和装を楽しみながらなまこ壁の魅力発信を図りたい」と話す。
町では観光客らに無料に貸し出す着物や浴衣のほか、帯や履物、小物類の寄付を募っていく。イベント開催日以外でも希望者に着物などを貸し出していく予定。
8月のニュースはこちら  ▲ この頁の最初へ